楽天roomリンク

楽天roomリンク
我が家のおすすめアイテムを紹介しています!

2019年6月22日土曜日

一条工務店のメリット、デメリット

私が一条工務店で家を建てたのは2017年9月
(完成)一条工務店を選ぶにあたり私が感
じたメリット、デメリットをいくつかあげます。




一条工務店のメリット

1.坪単価が把握し易い

2.性能、コスパが良い


一条工務店のデメリット

1.建具、キッチン等(標準品)の選択肢
  が少ない

2.間取りの制限が厳しい

3.展示場のすべてが【標準】ではない

4.標準品を変更しても減額されない物がある
  (変更分の金額が丸々かかってきます)

5.独自のルール(一条ルール)がある

6.営業さん&設計士さんからの提案はない


これらについて少し詳しく説明させて
いただきます。

一条工務店のメリット

1.坪単価が把握し易い
 
 一条工務店は基本的に建具、
システムキッチン、ユニットバス等が
標準価格にすべて含まれています。
そのため、すべて標準の仕様から変更
がなければ、選んだ商品の単価がほぼ
そのまま反映されます。
 一条工務店の本体価格は施工面積
×㎡単価で、吹き抜けや軒天のない
バルコニーは㎡単価×0.5のため、
選ぶ商品、建てる家の大きさや間取り
がある程度決まってしまえば、本体価格
を容易に算出することが可能です。
(ベースぐらいにお考え下さい)

我が家のブリアールは32坪で
2016年12月時点で㎡単価が
172,324円でしたので、
1坪を約3.3㎡として計算し、

172,324(円)×3.3(㎡)
568,669(円/坪)

となります。
一条工務店は当時から2019年
現在までで坪単価が3万程値上がりした
ようですので、32坪ぐらいの
ブリアールですと坪単価60万円ぐらい
と考えていていいのかもしれません。



2.性能、コスパが良い

 「家は、性能。」と、
なんとも男らしいフレーズを掲げ、
実際に免震住宅は全国シェアNo.1、
気密性、断熱性においても業界
トップクラスのC値、Q値となって
います。とは言え私は数値には
あまり興味がありませんでした。
(それってつおいの?ぐらい)
 私が惹かれたのは、 全館床暖房が
標準仕様!!
 個人的に、昔通っていた保育所が
床暖房でめちゃめちゃ暖かかったので、
床暖房に対する憧れみたいなものが
あったこともあります。
 他のハウスメーカーでも床暖房を
選ぶことはもちろん可能ですが、
他のハウスメーカーで0から導入する
コストを考えると一条工務店で標準
として取り入れた場合のほうがコストを
抑えられると考えられます。
 一条工務店は他のローコストメーカー
と比較すると確かに本体価格が高いこと
は事実です、性能においても他社が本気
を(価格も)出せば出せない性能では
ないはずです。
 性能と価格のバランスを考えた時に、
私は一条工務店を選びました。


一条工務店のデメリット


 
1.建具、キッチン等(標準品)の
  選択肢が少ない

 一条工務店が高い性能を備えながら、
価格を抑えることができている理由は、
キッチンや洗面台、風呂から建具から
断熱材にいたるまで全て一条工務店
オリジナル、フィリピンにある自社工場で
製造しているところにあります。
 そのため、選べるデザインも幅が劇的に
狭いのです。選べるのは形と色(3色ほど)
ぐらい、お風呂に関しても色を選ぶぐらい
なものでとてもシンプル(笑)


 オプションで多少選択の幅は広がり
ますが、内装にこだわりのある方は
なかなか厳しいと感じます。
 ちなみに我が家はあまり気に
しなかったのでむしろシンプルで気持ちが
良かったですね。(半ば強がりで...)

2.間取りの制限が厳しい

 一条工務店と言わずとも鉄骨住宅の
メーカーと比べれば木造住宅の間取りの
自由度は低いのかもしれません。
(住友林業のビックフレーム構法等で
あれば自由度は高いのかもしれませんが)
 更に一条工務店では耐震等級3
(最高等級)と、高い耐震性能を発揮
するために、モノコック構造というものを
採用しており、この構造を実現するために
耐力壁と呼ばれる壁を設けなければ
ならないのです。
 大きな開口部はあきらめてください。
 リビングの隅に不自然な壁が出現する
 かも知れません。
 吹き抜けの広さは床面積の1/3まで。
 建物の幅の半分以上が吹き抜けになって
 はいけません。


 我が家の場合は、リビングから奥の
和室へ三本引込戸で普段は解放しておく
計画でしたが(契約前の間取りでは
そうだった)、契約後に改めて耐震性能
などの計算をしたところ壁を設けなけれ
ばいけないと説明を受け、残念ながら
二本引込戸となりました。


 耐力壁以外にも一条工務店の
熱交換換気システムのロスガードという
設備を二階の外側に面した場所
設置しなくたはなりません。そんなに
大きな設備ではありませんが、
ただでさえ狭い我が家にとっては大きく
立ちはだかりました。

3.展示場のすべてが【標準】ではない

 よく一条工務店は展示場にあるものが
すべて標準で付きます。などと言われて
いますが、誤解のないようにしていただき
たいのは、すべてはその展示場と
同じ商品を選んだ場合の標準です。
つまり、アイスマートの展示場に付いている
標準仕様と、その他の商品の標準仕様は
異なるのです。
 展示場の仕様と自分たちが選びたい商品、
予め営業さんに細かく確認した方が無難ですね。

 一例ですがアイスマートの標準
 ・スリットスライダー
 (他の商品では採用することすら不可だとか)
 ・オープンステア
 (スカスカで解放感抜群の階段)
 ・スマートキッチン
 (艶々系の高級感溢れるお色が選べます)
 ・スマートバス
 (こちらも高級感有、鏡が横に長い)
 ・半帖畳(我が家の場合、差額として
  1枚あたり11,000円UP)
  
 ブリアールの標準
 ・パイン材の壁(お好きな壁1面)
 ・天井高2m65cm
 (アイスマート標準が2m40cm)

(栃木工場、工場見学会にて撮影)
  
4.標準品を変更しても減額されない物がある
  
 なんのこっちゃとなりますが、
一条工務店では2階建ての場合、2階
トイレも標準で付きます。しかし
2階のトイレを省くと8万円減額に
なります。ですので2階のトイレを
標準品以外に変更した場合その差額分だけ
が追加で掛かります。キッチンの標準の
食洗器も省くと6万円の減額になるそうな。
 しかし、担当営業さん曰くなくしても
生活に支障が出ない設備は減額される物が
多いらしいのですが、なくすと生活できない
レベルの物は減額されないとのこと。

 なんだそれは・・・屋根とかですかね(笑)
 我が家の場合、その対象が階段でした。
ただ取っ払った訳ではありませんが、
階段を標準外の物に変更しました。
(その理由についてはまた別で)
 ですので、階段については差額分
ではなく、丸々追加で掛かりました。
(50万以上・・・)
 


5.独自のルール(一条ルール)がある

 一条ルールが存在することについては
一条工務店での家づくりを検討されている
方であればご存じかとは思います。
 しかしながらそのルールは不明確な部分が
多く、また時間とともにルールも変わって
いっているという話も耳にします。
 個人的には間取りに関するものが
多いような気がします。
 これは一条工務店自慢の耐震性能や、
高気密高断熱の能力を損なわないための
ルールと考えて諦めるしかないかと…
 間取以外のルールを一例ではありますが
紹介させていただきます。
 ・床の色は1階、2階統一
 ・窓下のコンセント設置は不可
 ・ボックス階段の腰壁(手すり?)は無くせない
 
6.営業さん&設計士さんからの提案はない
  
 基本的に一条工務店は自分たちから
やりたい事をどんどん提示しないと、
こんなこともできますよなんて提案は
ないように見受けられます。
 それもそのはず、そもそも一条ルールや
設定標準仕様内で収めようと考えたらそんな
標準外の提案自分たちからできる訳が
ないのです。
 ただ自分たちのやりたい事をしっかり
提示できれば、あとは営業さん設計士さんの
腕の見せ所となります、構造上問題ないか
確認してもらい時には会社に稟議とやらを
通してもらう事になります。
  


 以上、長々と書きましたが最後まで読んで
いただきありがとうございました。
 多少なりとも家づくりを検討されている
皆様の参考になればと思います。
 これからも我が家の成功&失敗談を
書かせていただきます。
よろしくお願いいたします

0 件のコメント:

コメントを投稿

おすすめ

【アイアン手すり】我が家のブリアールは階段が標準仕様外

我が家のブリアールで1番こだわった部分、 いいえ、ブリアールを選ぶ前から こだわっていた部分が我が家にはあります。 それは、 階段 です。 というか階段の 手すり部分 です。